「授業」から学ぶプレゼンの極意
こんにちは! やほー! 海宇(みう) です!
今回のテーマは『「授業」から学ぶプレゼンの極意』ということで、お話ししていきたいと思います。
どういうこと?と思われたかと思いますが、私がこのお話をしようと思ったきっかけが、とある先生の授業だったのです。
その先生は大手の予備校で講師をしていて、先生の授業は多くの学生から、分かりやすくて面白いと評判ですごく人気があるらしいです。
今回、近場の予備校でその方の授業が受けられるということで(無料という文字に惹かれて笑)実際に行って受けてきました。
もちろん、授業は真剣に受けてきたのですが、同時に私が注目したのは、その先生がどのように授業をしていたのか、どのように話をしていたのか、人気の秘密はどこにあるのかということです。
恐らくそんなことを考えながら授業を受けていたのは私ぐらいでしょうね。笑
その授業を受けての感想と、考えたことをまとめていきたいと思います。
声と話し方と動き
授業を受けて、まず感じたのがその先生の声と話し方、そして動きについてです。
その先生の声は、大きく、聞き取りやすく、教室によく響くのです。
張りがありよく通る声は、何かを伝えるときに大きな武器となるのだなと感じました。
また、その先生の話はテンポよく、かなりスピード感があります。
途中でつっかえることがなく、とてもスムーズに話をされていて、これもすごく大切なことだなと思いました。
そして、話しながらたまに壇上の上を歩き、左右に移動することにより、聞いている人の注意を向けさせ、飽きさせないようにしているのだと思います。
伝え方
次に思ったことは、よく例えや問いかけを使っているということです。
一方的に話すのではなく、聞いている側に問いを投げかけて考えさせたり、具体例を挙げて分かりやすく話していました。
参加者の心を惹きつけるには
三つ目は、聞き手を惹きつける方法についてです。
その方法の一つに、まず、聞き手に疑問を抱かせるのです。聞き手がどういうこと?となる表現を使い、そして、詳しく説明をし、その疑問を解決させ、聞き手になるほど!という分かる "快感" を与えるのです。
聞き手の脳内を "?" から "!" というふうにスイッチさせ、より聞き手を楽しませるという方法もあるのだなと感じました。
また、先生の経験談やあまり授業に関係のないことまで話をしていて、聞き手を飽きさせないようにしていました。
危機感と希望
先生の話の中で、強く印象に残ったのが、
聞き手に「危機感」と「希望」を抱かせるということです。
例えば、「今からあなたがこのことを身につけるには時間が足りないかもしれない。だが、もっと早く勉強をしていればと過去を悔やんでいても仕方がない。これから効率よく正しい勉強をしていれば、必ずできるようになる」
というふうに、不安感や危機感を与え、その上で希望を見せることで、聞き手の士気を高め、やってやるんだという決意を抱かせることができるのだなと思いました。
自分の話に価値があるように思わせる
最後に、先生の授業を通して、相手に何かを伝えるには、聞き手に、
今話している自分の話に価値があると思わせることが一番大切だと感じました。
先生が、「つまらなさそうに授業を聞いている人がいるのは、その人の責任ではなく、授業をしている側の責任だ」という話をしていて、いかに相手が楽しく学べるかということすごく考えて授業をしているのだなあと感じました。
聞き手は、今聞いている話に価値があると感じなければ、当然興味はなくなります。
興味を抱かせることができなければ、何かを伝えることはできません。相手の心に響かせることができなければ、どんなに一生懸命話をしても、意味はないのです。
まとめ
今回、授業の内容だけでなく、いかに聞き手に話を届けるか、ということを考えるきっかけになり、すごくいい経験になりました!
これらの方法は、今後プレゼンをしたりする上でもかなり役に立つと感じました。
話の上手い人は、それだけ考え抜いて授業をしているんですね...