音のない世界 聴覚障害を持つ方との交流を通じて
こんにちは! 高校生ブログの海宇みうです! やほ!
今回のテーマは、前回に引き続きコミュニケーションについてです。
コミュニケーション。それは幸せに生きるための手段だと思っています。
世界中には本当にたくさんの人がいて、たくさんの考え方や価値観があります。
それに無理に共感しろとは言いません。すべての意見を受け入れて行ってしまえば、自分がどうしたいのかが見えなくなってしまいます。
自分の意見をしっかり持ち、相手の意見をまず「受け止める」ことのできる度量が必要です。
「受け入れる」はその先の段階にあるのです。これはみなさんの意思に委ねられています。
コミュニケーションを取る具体的な方法は、やはり会話。これがコミュニケーションの中で大きな割合を占めます。
会話をするには、お互いが理解できる共通の言語と共通の手段が必要となります。
しかし、「みんな」が使っているその手段を使いたくても使えない、という人もいることをご存知ですか?
みなさんが普段会話をするところをイメージしてみてください。
使っているツールは? そう、「声」と「耳」です。しかし、それができない人、つまり、耳が聞こえない人、声を出すことができない人もいるのです。
そういった人たちは、どのような世界を見ているのでしょうか。今回は、聴覚障害を持つ方にフォーカスし、お話ししていきたいと思います。
今回、聴覚障害を持つ方と交流できる機会があり、その体験を通じて体感したことを書いていきたいと思います。
新型コロナウイルスの影響で、今回はリモートでの開催となりました。
参加者は、私を含んだ6人。そして、アテンド(聴覚障害を持つ方)、コンシェルジュ(通訳)の計8人でのワークショップとなりました。
まずはそれぞれ、事前に覚えてきた「指文字」というものを使って自分の名前を紹介しました。
指文字というのは、日本語の五十音一つ一つに当てられたサインです。
そのあとは、「サイレンスしりとり」 ジェスチャーや身振り手振りを使って相手に単語を伝え、相手はそれが何かわかったら答えを紙に書いてカメラに見せる、というものです。
これをしりとりで続けていきます。
ちなみに、始まってからここまで音声はありません。
基本はジェスチャー、表情、ボディランゲージもしくは筆談で進行してきました。
単語をどうにか身振りなどで伝え、回答者が正解すると、嬉しさやみんなとの一体感が生まれます。
だんだんと盛り上がっていき、みんなにも笑顔が増えてきました。
次に、参加者全員の「サインネーム」というものを考えました。
サインネームとは、相手の名前を呼ぶときのサインです。各自で自由に考えることができます。「あだ名」のようなものですね。
その人の特徴だったり、好きなものと、名前の指の字の一部を組み合わせたりして作ります。ちなみに、自分は名前の最後の指文字を前髪に沿ってくるんとまわします。いい感じのサインネームを作ることができました!
その後は、みんなで雑談をしたり、アテンドの方に質問をしたりしました。
筆談やチャットに書き込んだり、コンシェルジュの方に通訳してもらいながら、たくさんお話を知ることができました。
そのお話の中でいくつか印象に残ったうちの一つが、アテンドの方が耳が聞こえなくなったとき(もともとは聞こえていた)、先生に言われた言葉。
「あなたの耳が聞こえなくなっても、あなた自身の価値は変わらない。」
この言葉に、当時アテンドの方はすごく救われたのだそう。なんて素敵な先生だったのだろうと感動しました。
そして、アテンドさんへの「コミュニケーションで大切にしていることは?」という質問。
皆さんは、コミュニケーションで大切にしていることはなんでしょう?
やっぱり表情? 言葉遣い?
アテンドさんは、コミュニケーションで一番大切なのは「気持ち」だと答えました。
笑顔よりも何よりも、大切なのは相手のことを知りたいと思う「気持ち」がまずないと、良いコミュニケーションとは言えない。ハッとさせられました。
逆に「気持ち」さえあれば、たとえ聴覚に障害があろうと、言葉の通じない外国人だろうと、どんな相手でも「コミュニケーション」はとれるのです。
他にも、参加者の皆さんともたくさん交流をして、たくさんお話をすることができました。
その中で、アテンドさんやコンシェルジュさんは、私を含む参加者の名前をよく呼んでくれる(サインネームを使って)のです。
名前を呼んでくれるというのは、誰しも、とても嬉しく感じるものなのです。耳が聞こえなくなり、自分の名前を呼ぶ声が聞こえないというのは寂しく感じるのかもしれないと思いました。
だからこそ、相手が名前を呼んでくれる(サインネームを使って)ことは、すごく重要なことなのだなと感じました。
人間は、どんなに頑張っても相手の心の中を完璧に読むことはできません。そのために、すれ違ってしまったり、衝突することもあります。
ですが、やはりどうしても他者との関わりというのは完全に切り離すことはできないのです。
人類は今まで、様々な方法を工夫して、コミュニケーションを取る手段を編み出してきました。
それほどまでに、人類はたくさんの人とのコミュニケーションを必要としてきたのです。
誰かとコミュニケーションを取り続けることで、お互いに協力し、励まし合い、強く生きてこられるのだと思います。
たとえどんな障害があろうと、それを諦める必要などどこにもないのです。
コミュニケーションの本質とは一体何なのか?
こんにちは! やほ〜 海宇(みう)です!
前回の記事より少し間が空いてしまいましたね...
このブログを書き始めた目的が、自分の言葉でアウトプットの練習をし、文章力を向上させることなので、できるだけ投稿頻度を上げていきたいです。
早速今回の本題に入りますが、今まで一度も人間関係に困らずに生きてきた、というような人はなかなかいませんよね。もしも当てはまる方がいたとしたら、それは素敵な環境で周りの方々にも恵まれて過ごされて来たのでしょう。
ですが、やはりほとんどの方は生きているうちに一度は人間関係で悩むことがありますよね。
遥か遠く古の時代より人類共通の悩み、それは「いかに他者とうまく付き合っていくか」
人間が生きていく上で、重要なのはやはりコミュニケーションですよね。
あらゆることを完璧にこなし、全知全能、あらゆるものをゼロから生み出せる神のような人間はこの世にまずいません。
人間は仲間と協力し生きているので、コミュニケーションというのはどうしても欠かせないのです。
自分の考えや気持ちをどう伝えるか。そのために人類が生み出したものが、言語です。
人間は進化の過程で、コミュニティの中で共通の言語を作ることにより、より繁栄してきました。
しかし、その言語はあくまでそのコミュニティの中での独自の情報伝達の手段に過ぎません。そこから一歩外に出てしまえば、それは通用しなくなってしまうのです。
現代では、それまでに比べて遥かに人やもの、情報が世界中で行き交うようになりました。
今まで、関わることのなかったような人間と交流できるようになったのです。
そこで、バイリンガルなどといった複数の言語を使える人間を育てることが重要になってきました。
自分の生まれ育ったコミュニティの言語に加え、それ以外の言語が理解できるということは、単純により多くの人間と繋がることができるだけでなく、同時に、自分と違う世界で生きてきた人間のことを理解できるということなのです。
なぜなら、言語というのは、その国や地域の文化や特性がかなり反映されるものだからです。
コミュニケーションで大切なことは、いかに相手の言い分を受け止め、お互いのことを理解し、いかにお互いが幸せになれるかということだと思うのです。
先ほども言いましたが、人間が生きていく上でコミュニケーションをいうものは欠かせません。
いかに相手を理解し、また自分のことを理解してもらうかは、相手と自分の幸せに直結します。
その中で、より多種多様な人間とコミュニケーションが取れる者は重要とされてくるのです。
地球上には何十億という数の人間がいて、それぞれが自分が幸せになるために生きているのです。
完璧な人間など存在せず、また、全く同じ人間は存在しません。お互いの意見などが完璧に一致するなどということはほとんどなく、だからこそ人類は争いを繰り返してきました。
しかし、だからこそ、他者を理解し、受け止める努力をすることをやめてはいけないのです。
同じ「幸せ」を追求する生き物同士、仲良く、より良い世界を目指していきたいなあと思うのです。
地方に生きるということ 夢を実現するための条件とは
こんにちは〜!やほ! 高校生ブログの 海宇(みう) です!!
今回の記事のテーマは、「地方」で自分の夢を実現することについて書いていきたいと思います。
いきなりですが、みなさん、地元は好きですか?
ちなみに、私の地元は関東にある田舎寄りの街です。私は特に地元愛があるわけでもなく、将来は国内外問わずいろいろなところに住んでみたいと思っています。
そこで、地方で起業をして活躍されているという方のお話が聞ける機会があり、今回参加して来ました!今回はそこで私が考えたことを記録していこうと思います。
どこに住む?
人間が生きていく上で必要な衣食住のうちの「住」。住む場所によって、周りの環境は大きく変わりますし、やはりどこに住むのかということは慎重に考えるべきだと思います。
みなさんは、どこにでも好きなところへ行けるとしたらどんなところに住みたいでしょうか?
やっぱり大都会に住みたい!という人もいれば、田舎で大自然に囲まれてゆったり過ごしたい!という人もいるでしょう。
住む場所を選ぶ上で重要なことは、どんな場所なのかではなく、そこにどんな人がいるのか、ということだそうです。
今回お話をされていた方は、東京からいきなり東北へ行き、そこで事業を立ち上げられたそうですが、新たに何かを生み出すのだったら、都会よりも地方の方がクリエイティブにできるのだそう。
確かに、人が大勢いる都会で自分1人で何かを変えようとするよりも、人が少ない地方の方がやりやすそうです。
自分がいることで新たな動きを生み出せるということは、すごく刺激的で面白そうだと思いました。その点では、都会よりも地方の方が面白そうですね。
しかし、地方に来て、ゼロから人脈を広げていくのはかなり大変そうに思えます。
新たに人脈を作る時に、都会と地方では、ステップが異なるのだそう。
都会の場合は、
スキル・実績を見せる → 信頼を得る → 自己開示(私はこういう人間ですよー)
一方、地方では、
自己開示 → スキルや実績 → 信頼
の順に進むのです。
地方の人脈の広げ方は、これ!という答えはないけれど、ひたすら人に会う、色々なところに潜るなどして、そして、きちんと地元の人をリスペクトしつつ向き合い、なおかつ楽しむということが大切。それを繰り返しているうちに、”仲間”として見なされて、一気に応援してもらえたそうです。
やりたいことを実現させるには
お話の中で、印象的だったのが、起業したいという人は、実際に物を自分で売ったことがない人が多い、ということです。
何かの知識がたくさんあることよりも、実際にたくさん行動していることの方が価値があるのです。
「知っている」より「してる」ことの方が大切なのです。
どんなことでも、経験に勝るものはありません。世の中、やってみないとわからないことだらけならば、やはりどんどん積極的に挑戦していくべきですね。
そうして、 自分自身の言葉で語れる物を増やすことで、人間としての魅力や面白味が増していくのです。
先ほど、人脈を広げることについて書きましたが、人を集めるには、自分が何を考えているのかを伝えることが重要だそうです。黙っていては、あの人何を考えてるんだろう...?と思われるだけで終わってしまいます。
何かをするために人を集めたいならば、まずは狼煙(ビジョン)を掲げることです。
とにかく、やりたいことを言いまくる。発信しまくるのです。そうすることによって、興味を持った人が集まるのです。
また、意識しておきたいのは、出会いは計画ではなく、たまたま起こるものだということです。
本当に目標を立てることがいいことなのか?
みなさん、物事を達成するにはまず目標を立てなければならない、そう思い込んでいませんか?
実は、目標を立てることがよくない方に作用するということもあるのだそう。
言語化することのメリット・デメリットとはなんでしょうか?
言葉にすることで情報が劣化する
何かを言葉にするには、自分の中にインプットした物を組み合わせることでしか表現することはなかなかできないのです。
自分が知っている世界の中で言語化すると、本当にやりたいことなのか怪しいという場合があります。
知っている世界が広がれば、よりたくさんの表現をすることができます。ですが、はじめのうちは、必ずしも言語化する必要はないのです。
それよりも、自分の「感覚」を大切にすることの方が重要です。
どんな世界を見たいのか
世界の情勢が目まぐるしく変化し、不確実で予想することが難しいこの時代の中では、今後どんなテクノロジーが生まれても、どんな環境になろうとも、あなたがどんな世界を見たいのか、ということを明確にすることが大切です。
自分が見たい世界を想像し、小さいことから行動していくことで、人脈も自分の世界も広がっていくのだと感じました。
人生を変えるには
人生を決める大きな要素として、住む場所、出会う人、時間の使い方のこの3つがあります。
このうち、すべてを一気に変えることは難しいですが、 何かを一つ大きくシフトしてみるだけでも、大きく人生は変わり始めます。
人生を変えていく上で大切なのは、好きなことにリソースを投下すること。それができる環境に身を置くことを意識するのです。
教わる立場に居座らない
一昔前は、年齢というものはそのまま人生の経験値、というふうに捉えられてきましたが、現代では、年齢はただの数字なのです。長く生きたから偉いのではなく、どの分野で、どのようなことをして来たのかがその人の経験値なのです。
相手の方が年齢が上だから、その人に従うのではなく、お互いが交互に教えあ宇ことで、お互いに成長することができます。
まとめ
これから社会を生きていく上で、今回非常に有益になる情報を得ることができました。
やっぱり何かを自分の手で実現させようとする人のお話はすごく面白いものでした。
みなさんにも、私の書く記事が今後の人生を考える上で少しでも参考になったら嬉しいです。
それでは! 海宇(みう) でした。
感情と上手に付き合っていく方法 落ち込んだ時にはどうしたらいい?
こんにちは! やほ! 高校生ブログの 海宇(みう) です!
今回のテーマは、「感情」についてです。
みなさん、「不安」や「怒り」といった感情を持つことはよくありますか?
当然、人生は楽しいことが起こるばかりではありません。ポジティブな感情が浮かぶこともあれば、ネガティブな感情が浮かんでくることもあります。
時には、感情に翻弄されてどっと疲れてしまう、ということもあると思います。
ネガティブな感情とうまく付き合っていくにはどうしたらいいのだろう?
今回、「感情」がテーマのとあるセミナーに参加してみましたので、
そのセミナーのお話を聞いて学んだことをお伝えしていこうと思います!
ネガティブも大切な感情である
まず最初に、ネガティブな感情も大切な自分の感情であり、ゼロにする必要はない、ということです。
ネガティブな感情が生まれることは、決して悪いことではありません。人間が生き残るためにも、大切なものです。
それに、ネガティブな感情があったからこそできたことを探してみれば、意外とたくさんあります。
この出来事があって悲かった、悔しかった。けれど、その経験があって〇〇を達成できた。ということもあります。
ですが、不安、悲しみ、怒り、ストレスなど、ネガティブな感情ばかりになると、うつ病などの精神疾患を患ってしまったり、身体の調子まで悪くなったりしてしまいます。
そもそも、人間がはネガティブな方に目がいってしまう生き物です。
ネガティブな感情はそうでない感情と比べて記憶に残りやすいのです。
重要なのはバランスをとることです。何事も偏りすぎていているのは問題です。
みなさんが心のバランスを取るために既にやっていることはありますか?
例えば、運動、音楽、ショッピング、動画を見る、などなど...
誰もが感情に振り回されない力をすでに持っているのです。それに加えて、今回紹介する4つの方法を知り、実践してみることで、さらに心身ともにリフレッシュして生活することができます。
これから、その方法を紹介していきます。ですが、全てをやる必要はありません。自分に合った方法を探して、それを実践してみてください。
4つの方法
マインドフルネス
マインドフルネスという言葉、みなさんも最近よく耳にするかと思います。このマインドフルネスの目的は、思考と距離を置くことです。
感情は思考の影響を受けています。思考は雲のように、どんどん浮かんでは流れていくものなのです。思考とは、頭の中の呟きであり、言葉です。
人間が1日に思考をする回数は、様々な説がありますが、平均してなんと約60,000回だそうです。
言葉は、バーチャルな世界を作り上げることができるツールです。思考をすることによって、バーチャルな映像が生み出されるのです。例えば、皆さんの部屋に象がいると想像します。すると、実際にはみていないにもかかわらず、脳内には部屋に像の姿がイメージされます。
それによって、リアルとバーチャルがごっちゃになってしまうことがよくあるのだそうです。本来流れていくはずの思考が、自分と一体となってしまい、一つの思考に囚われてしまうのです。
そうなってしまわないように、思考とのうまい付き合い方を学ばなければなりません。思考に囚われてしまうのではなく、一歩下がって観察するのです。
そこで、マインドフルネスを実践するためのエクササイズを紹介します。
まずは、姿勢を正し、肩の力を抜き、目を瞑ります。そして、呼吸に意識を向けます。浮かんできた思考に気づき、もう一度呼吸に意識を向ける、ということを3分間繰り返していきます。
やってみると、呼吸に集中しようとしても、思考によって、実際には見ていない映像が浮かんできます。感情が流れていくのを、観察するのです。
マインドフルネスを実践することで、自分が何を考えているかに気づきやすくなります。
重要なことは、思考とは戦わない、ということです。思考とは、戦えば戦うほど大きくなってしまう特性があります。
マイナスな思考が流れてきたときは、戦わずに、ただ観察します。観察すると、思考は勝手に流れていきます。それでもうまくいかないときは、思考を他のことに移します。
マイナスな思考の対策として、その思考にあだ名をつける、という方法があります。それも、なるべく弱そうな名前をつけます。そうすることによって、勝手に思考が流れていきやすくなるのだそうです。
そして、マイナスな思考がどこで、どんな場面で出てきやすいかを事前に特定します。それにより、備えておくことができます。
あまりにもネガティブな思考が強すぎる場合は、思考からではなく、体からアプローチしましょう。直接感情をなんとかしようとするのではなく、例えば、休憩する、お風呂に入る、運動をするなどです。
お坊さんなどは、常に冷静で落ち着いているイメージがありますよね。そこで、お坊さんはなぜ冷静でいられるのか?ということを研究したアメリカ人がいました。その研究によって、黙祷や座禅、瞑想に効果があることが科学的に証明され、マインドフルネスという言葉が生まれました。現在では企業での社員教育や、人材育成に使われるようになりました。
このマインドフルネスは、効果が出るまでの時間に個人差があります。まずは2週間、1日3分間リラックスできる時に実践してみましょう。
楽観性
2つ目の方法は、感情に振り回されないように、楽観的な考え方を身につけるということです。
みなさんは、疲れた時などに無力感を感じることがありますか?
やったってどうせできないなどという考えは、繰り返されるうちに、脳に学習されてしまうのです。それを学習性無力感と言います。
悲観的な考えになってしまうと、挑戦することをやめてしまうのです。
ですが、何度失敗しても、何度でも挑戦できる人間もいます。
その差は一体なんでしょうか? IQ? 学歴? 答えは、その人の楽観性です。
ネガティブな出来事が起こったとき、落ち込むのは自然なことです。落ち込んでから、早く元の状態に戻ってこられるかどうかは、楽観性が関わってきます。
考え方が楽観的な人とそうでない人との思考の違いには、3つの要素があります。
それは、時間、範囲、要因です。
楽観的な人は、ネガティブな出来事が起こっても、これは一時的なことだと捉えます。また、その出来事の全体が良くなかったと考えるのではなく、ここはよかった、ここはよくなかったなどと、部分的に考えます。そして、その出来事が起こった要因を、周りの環境に求めます。
ポジティブの出来事が起こった場合は、思考がこの真逆になります。
いいことは、ずっと続き、この出来事全てがよかったと思い、出来事が起こった要因を自分に求めます。
楽観性は、その人がもともと持っているものだと思われがちですが、後から身に付けることが可能です。楽観性を身に付けることによって、生きやすくなり、様々なことに挑戦することができるようになります。
セルフ・コンパッション
3つ目のセルフ・コンパッションとは、自分を親友のように労り、自分のことを大切にするということです。
皆さん、目の前で、大切な人や友人が落ち込んでいるとします。すると、その人を励ましたり、優しい言葉をかけたいと思いますよね?
その言葉を、自分自分が落ち込んでいる時にかけるのです。ですが、いざ落ち込んでしまうと、自分を責めてしまうような思考ばかりが生まれて来てしまいます。
自分も大切な人も、同じ人間なのに、なぜかける言葉が違ってしまうのでしょうか?
動物には、守り方に関する脳の思考回路があります。
爬虫類には、「攻撃するか、逃げるか」の思考回路があります。ですが、哺乳類には、それに加えて「赤ちゃんをケア」する思考回路があるのです。
ケアして守るか、攻撃して守るかの違いです。
自分を責めてしまうときは、この爬虫類の思考になってしまうのです。これを哺乳類の思考に変えるには、苦しんでいるというありのままを観察するということが大切です。悩んでいるのはみんな同じだと言い聞かせ、自分をケアしてあげるのです。
落ち込んでいると、視野が狭くなりがちです。視野を広げるために、違う立場だったらどう考えるかなと想像してみることが大切です。
ちなみに、誰かが落ち込んでいて、話を聞いてあげる時に意識したいことは、共感と同情は違うということです。同情は、聞いている側まで苦しくなってしまいます。その場合、お互いに良くありません。
自分の世界で評価するのではなく、相手の世界で相手に寄り添ってやることが、共感につながります。
話の内容だけでなく、声のトーンやボリュームなど、感情があらわれる部分を意識してみると、様々な発見があると思います。
感謝
4つ目は、感謝です。え?急に道徳の話?となるかもしれませんが、人に感謝をするということは、脳にプラスな効果があると科学的に証明されているのです。
今までどんな人、もの、ことが自分に貢献してくれたかを、目を閉じて考えてみてください。それを思い出すことで、幸せな気分になれます。
感謝の意を述べる手紙を書くことも、すごく効果的です。できれば、その人の前で読み上げると良いそうです。これは、ハードルが高いと思われるかもしれませんが、もし機会があれば、是非実践してみてください。
まとめ
今回、感情に振り回されない方法として、4つをご紹介しました。①今、こんな思考が浮かんだと観察すること、②今だけ、ここだけ、環境、③誰にでもあるよと寄り添う、④ありがたいなと思う、です。
また、ストレスが溜まった時、〇〇してしまう…という方はいますか?その場合は、
それをしなかった例外を丁寧に探して分析してみると良いそうです。
感情をコントロールするためには、観察して、ありのままを認識して、客観的に分析するという科学的な考え方が大切だということがわかりました。
また、情報に溺れずに自分らしく生きるということも、大切ですね。
みなさんも、今回ご紹介した方法をぜひ実践してみてくださいねー!
それではまた! 海宇(みう) でした!
「授業」から学ぶプレゼンの極意
こんにちは! やほー! 海宇(みう) です!
今回のテーマは『「授業」から学ぶプレゼンの極意』ということで、お話ししていきたいと思います。
どういうこと?と思われたかと思いますが、私がこのお話をしようと思ったきっかけが、とある先生の授業だったのです。
その先生は大手の予備校で講師をしていて、先生の授業は多くの学生から、分かりやすくて面白いと評判ですごく人気があるらしいです。
今回、近場の予備校でその方の授業が受けられるということで(無料という文字に惹かれて笑)実際に行って受けてきました。
もちろん、授業は真剣に受けてきたのですが、同時に私が注目したのは、その先生がどのように授業をしていたのか、どのように話をしていたのか、人気の秘密はどこにあるのかということです。
恐らくそんなことを考えながら授業を受けていたのは私ぐらいでしょうね。笑
その授業を受けての感想と、考えたことをまとめていきたいと思います。
声と話し方と動き
授業を受けて、まず感じたのがその先生の声と話し方、そして動きについてです。
その先生の声は、大きく、聞き取りやすく、教室によく響くのです。
張りがありよく通る声は、何かを伝えるときに大きな武器となるのだなと感じました。
また、その先生の話はテンポよく、かなりスピード感があります。
途中でつっかえることがなく、とてもスムーズに話をされていて、これもすごく大切なことだなと思いました。
そして、話しながらたまに壇上の上を歩き、左右に移動することにより、聞いている人の注意を向けさせ、飽きさせないようにしているのだと思います。
伝え方
次に思ったことは、よく例えや問いかけを使っているということです。
一方的に話すのではなく、聞いている側に問いを投げかけて考えさせたり、具体例を挙げて分かりやすく話していました。
参加者の心を惹きつけるには
三つ目は、聞き手を惹きつける方法についてです。
その方法の一つに、まず、聞き手に疑問を抱かせるのです。聞き手がどういうこと?となる表現を使い、そして、詳しく説明をし、その疑問を解決させ、聞き手になるほど!という分かる "快感" を与えるのです。
聞き手の脳内を "?" から "!" というふうにスイッチさせ、より聞き手を楽しませるという方法もあるのだなと感じました。
また、先生の経験談やあまり授業に関係のないことまで話をしていて、聞き手を飽きさせないようにしていました。
危機感と希望
先生の話の中で、強く印象に残ったのが、
聞き手に「危機感」と「希望」を抱かせるということです。
例えば、「今からあなたがこのことを身につけるには時間が足りないかもしれない。だが、もっと早く勉強をしていればと過去を悔やんでいても仕方がない。これから効率よく正しい勉強をしていれば、必ずできるようになる」
というふうに、不安感や危機感を与え、その上で希望を見せることで、聞き手の士気を高め、やってやるんだという決意を抱かせることができるのだなと思いました。
自分の話に価値があるように思わせる
最後に、先生の授業を通して、相手に何かを伝えるには、聞き手に、
今話している自分の話に価値があると思わせることが一番大切だと感じました。
先生が、「つまらなさそうに授業を聞いている人がいるのは、その人の責任ではなく、授業をしている側の責任だ」という話をしていて、いかに相手が楽しく学べるかということすごく考えて授業をしているのだなあと感じました。
聞き手は、今聞いている話に価値があると感じなければ、当然興味はなくなります。
興味を抱かせることができなければ、何かを伝えることはできません。相手の心に響かせることができなければ、どんなに一生懸命話をしても、意味はないのです。
まとめ
今回、授業の内容だけでなく、いかに聞き手に話を届けるか、ということを考えるきっかけになり、すごくいい経験になりました!
これらの方法は、今後プレゼンをしたりする上でもかなり役に立つと感じました。
話の上手い人は、それだけ考え抜いて授業をしているんですね...
高校生の私がブログを始めた理由
こんにちは! やほー! 高校生ブログの 海宇(みう) です!!
今回の記事は、現在高校生の私が、なぜブログを書こうと思ったのか、その理由を書いていこうと思います!
文章力をつける
1つ目は、ブログを通じて、文章力を上げたいと思ったからです。
今まで、私は何かを言葉でアウトプットする、ということをあまりしてこなかったのです。自分の内にあるものを声や言葉にすることは、かなり難しく、だからこそ大きな力となると思います。
また、普段の勉強や、大学受験への対策として、理解力や読解力、文章の構成力をつけるのには、自分で文章を書くことが一番身につくと考えました。
日々の感じたことを記録して、形に残す
今、高校生という短い時間の中で、自分が何をし、何を感じ、何を思ったのか、後から見返せるように、記録していきたいと思いました。
たくさんのことに挑戦する
私がブログを始めたのは、この理由が一番大きいと思います。
以前の私は何をするにも消極的で、今まで何かを成し遂げたことがあるわけでもなく、特に将来の夢も持たず、何となく日々を過ごしていました。
ですが、ある時、自分は今までたくさんのチャンスを逃してしまっていることに気がついたのです。
そのきっかけをくれたのが、高校生でありながらたくさんの活動をしている人たちの記事でした。
ある1人の高校生は在学中に起業をし、1人はスポーツで輝かしい成績を収め、1人は世界一周を成し遂げていました。
このままじゃダメだ。今のこの状況を一刻も早く変えなければ。そう思い至り、自分を変える一つのきっかけとして、ブログを書いて自分から発信していこうと決意しました。
同じ学生に、挑戦することの意味を伝える
そして、以前の私のように消極的な学生に、一刻も早く動いて欲しい、行動して欲しいと思いました。
この記事を読んでいる皆さんは、今、夢はありますか?
私たちは、日本という、世界的にも恵まれた環境にいるはずなのに、夢や志を持っている若い人があまりにも少ないと感じています。何かをしたいと思えば、すぐにでも行動できる環境にあるはずなのに。
まだ自分が何者になるのかわからないのは当然です。だからこそ、学生のうちからいろいろなことを試し、挑戦していくべきだと思います。
まだ学生で、自分が何をしたいかもわからない皆さん。
今すぐ動いてください。何でもいいです。好きなことがあるなら、少しでも何かに興味があるなら、やりたいことがあるなら、それを信じ、自分の可能性をを信じ、突き進んでください。
時間は限られています。特に、学生という時間は過ぎ去ってしまえば二度と手に入りません。
チャンスはどこにでもあります。それを掴むかどうかは、他の誰でもない、あなた自身に委ねられているのです。
まとめ
今回、高校生がブログを始めたきっかけを書いてみました。いかがだったでしょうか?
このブログが、誰かの挑戦を少しでも後押しできたなら幸いです。
それではまた! 海宇(みう) でした!!
自分の意見を届けるコツ 中高生におすすめのディスカッション!
こんにちは! 高校生ブログの 海宇(みう) です!
私は今高校生ですが、月に何回かグループディスカッションをする機会があります。
デスカッションは、あるテーマについて、何人かのグループで賛成派か反対派かを考え、なぜそう思うのかを伝え合うことです。
ディスカッションをすることのメリットは、一つ目は、その問題について、インプットするだけでなく、アウトプットを通じてより深く考え、理解できるようになること。
そして二つ目は、たくさんの意見を聞くことで考えが及ばなかったような意見が得られるということです。
最初はいきなり意見を求められても、なかなかパッと答えることはできませんでした。
最初は意見を出すこと自体あまり経験したことがなく、うまくいかないのは当然です。
ですが、何回もディスカッションを経験するうちに、なんとなくコツのようなものが掴めてくるようになりました。
中学生や高校生のうちは、なかなかディスカッションをする機会すら得ることはできませんよね。
今回は、私なりのディスカッションなど、意見を求められる時の答え方のコツを書いていきたいと思います!
これを読んでディスカッションに挑戦してみたい!と思ってくれたら嬉しいです!!
- 準備をする
まずは、その会議やディスカッションの軸となるテーマについて、ある程度知っている(予備知識がある)状態にします。
どのような場面でも、その前提に、ある程度の知識がなければ、意見を出すことはできません。
理想は、常日頃から本などを読み、常日頃からアンテナを貼り、情報収集をすることです。
現在はインターネットでいくらでも情報が入ってきます。特に、YouTubeなどで、話の上手い方の動画を見ることは、すごく勉強になります。おすすめです!
2. 思ったことを書き出してみる
テーマについて、思ったことをどんどん書き出します。
テーマとの関連が深い・浅いは関係ありません。とにかく思ったことを一つ残らず書き出すのです。
3. 書き出したことを整理し、文章を組み立てる
すべて紙に書き出したら、それを元にまとめて文章を組み立てます。
これは、国語力、論理的にまとめる力が問われてきます。これを鍛えるには、普段から文章に触れ、文章を軽く要約してみるなどをして、文章を実際に書くことが一番手っ取り早いです。
4. 言葉を発する
いくら意見が考えられても、声に出すことができなければ伝わることはありません。
まずはお風呂の中で1人でやってみる、だけでも大丈夫です。初めは恥ずかしくて抵抗がありますが、そのうち気にならなくなります。大声でやると近所迷惑になり、家族にも心配されるため、気をつけましょう。
もし話を聞いてくれる人がいるならば、恥ずかしがらずに積極的に練習相手になってもらいましょう。
5. 実際にディスカッションをする
あとはただ実践あるのみです。場数を踏むことが一番成長できます。
大学生などは、授業でディスカッションをする機会が多くあると思いますし、社会人なら会議をする機会もたくさんあるでしょう。
ですが、中学生や高校生は、なかなかそういった機会はありません。これから徐々に授業などにも取り入れられていくとは思いますが、現時点では難しいです。
もし学校にディベート部などがあれば、ぜひ入っておくことをお勧めします。
学校で本格的なディスカッションをすることは難しくても、ディスカッションの練習をすることはできます。
友達との会話の中で身近で面白そうなテーマをなんとなく振り、自分の意見を伝え、あなたはどう?と聞いてみてください。
それだけでもかなりいい訓練になりますし、友達の意見を聞くことはすごく刺激になります。
中学生や高校生のうちに意見を出す訓練をしていれば、必ず大きな力となります。
受験などでも大きな武器となりますし、自分なりの意見を持つこと、たくさんの意見を聞くことはすごく勉強になります。
ぜひみなさんもどんどん実践してみてください! それでは!!